水イボ

なんと5倍にもその数がふくれあがっているそうです。主に海やプールで感染している水イボですが、大人は比較的免疫力があるので感染しにくいのですけれど、免疫の少ない子供は感染しやすい状況にあります。
水イボは治っても跡が残ることが多いので十分に注意してください。

さの皮膚科クリニック(所在地：大阪府豊中市、院長：佐野 升美)では、子どもの水イボ患者が急増しており、患者数は通常月の5倍以上となっています。
水イボを放置すると体中に広がり、他の子どもに感染してしまう恐れがあります。また自身で処置しようとすると傷跡が残る可能性もあり、最悪の場合、皮膚が陥没してしまうといった症例も見受けられます。
そのため子どもの身体に水イボを見つけたらすぐに医師に見せるよう、同クリニックでは呼びかけています。

水イボとは、その他のイボ同様ウィルス性の感染症です。症状としては膨れて中に水が入ったようなつやがあり少し硬いのが特徴のようです。イボは直接肌がふれることによって感染しますから、水イボはプールや海で遊んでいるうちに感染者と肌が触れて感染するということです。子供は大人に比べて免疫が少ないので感染しやすいといえます。

水イボの治療では薬などの有効な治療法はなく、医師が一つ一つつぶしていくという対処法がとられています。これは痛みを伴うそうで子供にはかなりの負担ですね。
水イボは初期段階ではそれだという判断が家庭ではなかなかできず放置してしまうことが多いそうです。また、ほかの皮膚病だと勘違いしてドラッグストアなどで自己判断で薬を買い、それを塗ってかえって悪化させてしまったという症例も多いそうです。ぜひ水イボの特徴をこの機会に覚えて早めに病院に行って対処してください。
水イボはほったらかしておくとそのうち全身に広がって小さかったものも大きく目立つようになってくるそうです。
そしてその跡が残ることが多いのだとか。
子供が大人になってその跡に悩まないためにも正しい水イボの知識は必要ですね。

＜記事元＞
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120809/prl1208091008008-n1.htm