ハイヒールは、外反母趾、巻きヅメ、ハンマートゥの原因になります。姿勢が悪くなり、腰やひざにも負担がかかります。窮屈な靴は、歩くたびに足を強く締め付けて大きなストレスになり、疲労、頭痛、高血圧、イライラ、生理不順など様々な不調をもたらすこともあります。
靴の理想は「きつからず、ゆるからず」です。靴は必ず両足とも履いてみて歩いてみましょう。腰掛けたりかがんだりして、つま先やくるぶし、かかとなどに当ることがないかどうか確認します。一直線上に早足で歩いてみると当る箇所が分かりやすくなります。
足にあった靴は履いてみて、かかとがしっかりホールドされることが第一条件です。歩行中にかかとと靴とをフィットさせるには、足の甲をぴったり押さえる必要があり、そのためには甲を調整できる紐靴が最適です。紐を締めて靴と甲とを固定させると靴底が前足部で適度にしなり、靴のかかと部分も足のかかとにフィットします。ひものないスリッポンタイプの靴では、靴の中で足が前に動いてしまい、足先に負担がかかってしまいます。
さらに、つま先には全ての指が靴に当らない余裕があること、土踏まずが自然な形でフィットすることも重要なポイントです。
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